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ドリップパックの店主的淹れ方

 

 

頂きもののドリップパックを淹れていて、いつも店主がやっているかんたんな淹れ方をご紹介しようと思いポストします。

 

実は店主はドリップパックの抽出が苦手。。。

 

なのでカップのサイズに左右されないように、そしてフィルターが抽出液に浸からないようにアダプタ?を噛ませて抽出するようにしています。

 

わかりにくいですが、写真のステンレスの輪っかがアダプタ、右下に赤く見えるのがコーヒーカップの持ち手部分です。

 

でもいちばんの苦手な理由はドリップパックの形状がいろいろあって、淹れ方に毎回悩むことです。

 

今回も不織布の封を切ったもののどこをどう広げるとアダプタに装着できるのか四苦八苦、粉をこぼしそうになるし、なかなか難儀しました。

 

老眼で説明がよく見えない、というのもあったりして。。。

 

と、ここまでは通常?のドリップパックの淹れ方ですが、ドリップパックでハンドドリップするのが苦手な店主のドリップパックの淹れ方をご紹介します。

 

 

1.封を切ったら中の粉を予めカップに取り出してしまう

2.1のカップに直接お湯を注ぎ、4分ほど待つ

3.空になっているドリップパックのフィルターを別の空のカップに装着して2のコーヒー液を注いで粉を漉す

4.できあがり

 

こうするとドリップポットがなくても、ハンドドリップしなくて良いので電気ポットややかんから普通に直接お湯を注げるし、抽出途中でドリップパックのフックが外れて大惨事ということも避けられます。

 

現場仕事の休憩時間のケータリングではよくこの方法でドリップパックを淹れていました。カップ2つ使うのは若干気が引けますが、おいしいコーヒーのためです。

 

もちろん抽出液をドリップパックで漉すときには目詰まりしたり溢れたりしないように様子を見ながら注いだり、勢いよく注いでフックが外れないように、などの注意点はあります。

 

とはいえドリップポットがなくても、ハンドドリップしなくても手軽にドリップパックを愉しめるのでお薦めです。

 

当店のコーヒーバッグは粉をタグ付きの不織布の袋に詰めたモノで4分経ったらコーヒーバッグをカップから取り出すだけなので、手順3の漉すという行程がないのでより手軽にコーヒーを淹れられます。

ゴミ捨ても粉が散らからないので簡単です。

 

と、最後はコーヒーバッグの宣伝のようになってしまいましたが、自宅でレギュラーコーヒーを淹れようとすると、あれこれ道具を買いそろえないと、と難しく考えてしまいがちですが、実はコーヒー(粉)と茶漉しがあれば淹れられたりします。

 

つまり、粉にお湯を注いで4分経ったら茶漉しで漉す、これだけでコーヒーを淹れられてしまうのです。

 

コーヒーをご自宅で飲む愉しみが増えれば自然と道具なども欲しくなったり、何が必要かも見えてくると思います。

 

コーヒー豆や器具のご相談もお気軽にどうぞ。

 

というわけで、ドリップパックの店主的淹れ方のご紹介でした。